2006年11月18日

『ペイネ・愛の世界旅行』 オリジナル・サウンドトラック

ペイネジャケ
◆ 『ペイネ・愛の世界旅行』 オリジナル・サウンドトラック (各種廃盤)


ペイネ1  ペイネ2
フランスの画家、レイモン・ペイネの作画による、1970年代に上映されたアニメ。
数年前、恵比寿ガーデンシネマにてリバイバル上映された際に初めて観ました。
「バレンチノ」 と 「バレンチナ」 というアベックの、
メルヘンと愛に溢れた世界一周旅行の物語。


以下、映画のオープニング・シーン・・・↓
場面はどこかの戦場。爆音が轟き、硝煙が空を覆い、巨大な爆撃砲が強いショックではね上がる。これらのシーンがハイコントラストで、しかも早いテンポで変わるその下に、恋人たちが手をとりあってスクリーンの左から右に何度も何度も駆け抜けていく。 『ペイネ・愛の世界旅行』のオープニングシーンは、作品全体を表現する意味においてきわめて象徴的です。
(引用元:http://www.tv-tokyo.co.jp/telecine/cinema/pane/index.html
まじで、いやもうマジで、このオープニングで泣きそうになりました。

そして、何と言っても素晴らしいのが、エンニオ・モリコーネ作曲によるテーマ・ソング。
この曲を聴くだけで、自然と涙が・・・。

実は正直、この映画を観た当時 (学生時) の僕は、
随分と尖ったフリをしていた幼く いけすかない野郎だったため、
作品に漂う いかにも60〜70年代的な反戦思想やヒッピー思想が目に付いて、
オープニング・シーン以外、純粋にこの作品を楽しめませんでした(笑)

しかし現在。
このオープニングをはじめ、作品を 「思い出しただけ」 で、
ウソではなく涙がこぼれてしまします。

そして、このテーマ曲。
もう、何でしょう? この胸がギュッと捕まれるような、
幸福感なのか、切なさなのか、よく分からない乙女チックな気持ちになって、
ボロボロボロボロ泣けてしまいます。

ちなみにサントラは数種類あったようですが、現在は全て廃盤。
(映画の方は、DVD化がされているようです。買わないと!)
今回、会社のライブラリーにて発見して聴きましたが、入手は困難か。
リバイバル当時に買っておけば良かったと、激しく後悔しています。

ペイネ3
posted by 呉 ポカン at 17:38| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月25日

『sesso matto (セッソ・マット)』

セッソ・マット
渋谷イメージフォーラムにて、
70'sのイタリア・エロチック・コメディー映画『sesso matto(セッソマット)
(監督:ディーノ・リージ 音楽:アルマンド・トロヴァヨーリ)を観てきました。

渋谷系が全盛の時代、
このサントラがサンプルネタとしてその界隈で人気になったらしく、
今回はその幻の映画が遂に劇場公開とのこと。
ちなみに音楽は『女性上位時代』の人。
映画の推薦文を小西康陽が書いていて、
その如何にもな胡散臭さはちょっとアレです・・・。

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posted by 呉 ポカン at 22:14| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月04日

サヨナラCOLOR (監督・主演:竹中直人)

久々の映画ネタです。

サヨナラCOLOR

渋谷ユーロスペースにて、竹中直人監督作品
「サヨナラCOLOR」を観て来ました。

通ウケしそうなミュージシャンが多数ゲスト出演しており、
(永積タカシ、スチャダラ&AFRA、ビッケ、原田郁子、高野寛(!)、忌野清志郎 etc.)
そういうのは普通なら「胡散臭い」と避けてしまいそうな感じの私ですが、
そう思わせないのは竹中直人のなせるワザ。


そして、その肝心の内容ですが・・・。
正直、言いたくありません(笑)
心の中にそっと閉じ込めておきたい、素晴らし過ぎる映画でした。
ぜひぜひ観て頂きたい。

ギャグ/コメディーと、哀しみと喜びと幸せと希望と絶望と、そしてナンセンスとを
全てを最高のバランスで凝縮して創りあげられた
竹中直人の真骨頂とも言うべき作品です。


一点、内容に触れるなら、
竹中直人演じる医者:正平が、屋上でバレエを踊るシーンがあるのですが、
グッと来ました。危うく泣きそうになりました。
っちゅーか、同伴者にバレないよう、一人でこっそり泣きました。

あと、原田知世。
40歳とは全く思えない美しさ。見惚れます。
posted by 呉 ポカン at 01:43| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月21日

『シベリア超特急5』 (Directed By Mike Mizno)

リンクされてません
(バナーの使い方が分からないので、リンクははってありません)

日本映画史に その名を深く刻み付けた、
サスペンスあり、アクションあり、笑いあり、ラヴ・ロマンスありの
一大エンタテインメント・ムーヴィー『シベリア超特急』シリーズの最新作、
『シベリア超特急5』を観て来ました!
(MIKE MIZNO WEB)

上映館は、未だ行ったことのない新宿ピカデリー4
以前、『シベ超2』を銀座で観た時よりグレード・アップしたなあ、
と思っていたのですが...。

いざ着いてみて愕然。
ピカデリー1〜3とは明らかに隔離された場所にあり、
しかも、ど田舎の名画座の様な寂れ過ぎた佇まい。席数わずか44席
そりゃHPにも、4だけ画像無いわな(笑

さて、高ぶる昂奮を無理矢理に抑えつつ着席し待つこと10分。
何と、前説の舞台挨拶に、シベ超に欠かせない名脇役(今回は四役!)
「ぼんちゃん」こと西田和昭さんが登場!
少数精鋭の観客が大いに沸く!
軽妙かつ愉快な解説に、期待は胸いっぱいに膨らみました。

そして遂に、大きな拍手と共に上映開始...!

以下、気合いのレビュー (長文注意、お宝画像有り)
posted by 呉 ポカン at 00:15| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月20日

『トニー滝谷』(原作:村上春樹 監督:市川準)

昨日、市川準監督 『トニー滝谷』を観てきました。

兎にも角にも、久々に良い映画でありました。

まずは、この映画の手法自体が今まで観たことがない。
(とは言っても、私は一年で平均的日本人以下しか映画は観ないのですが)

セリフは ほとんど無いに等しく、西島秀俊のナレーションのみで
ほぼストーリーが展開していく。

また、小津安二郎ばりの徹底的な固定カメラで、
それが横にスクロールすることで場面展開がされていく。

ストーリーは非常にシュールレアリスティックで、かつ文学的。

これまで孤独な人生を歩んでき、
それに対して何も感じることが無かったトニー滝谷が、
最愛の妻に出会うことで初めて
「自分は孤独だった」と知り、孤独の辛さを知る。

その妻が死んでしまい、再び独りになったトニー滝谷は、
また孤独に慣れようとして生活を送っていくのだが...
ストーリー紹介はここまでにして。

結末らしい結末はなく、
中途半端なところで終わるこの映画。
そこが非常に文学的だと感じたのだが、
観た人はどのように感じるのであろうか?

私は完全にハッピーエンドであると感じました。
亡くした妻を忘れられずにいながらも、
孤独に打ち克つために、新しい出会いを求めていく姿として、
また、その後のトニーは、
素晴らしい人生を送っていくのだろうと感じながら、
その結末を見ました。

坂本教授の、ピアノ一本による音楽も素晴らしく、
映画を演出していく。
(ちなみに、教授はあんまり好きではないのですが)

イッセー尾形と宮沢りえの演技は、
期待しても し過ぎることはないと言うほど素晴らしい。

ただ一点あるなら、
宮沢りえが二役を演じる必然性を感じられませんでした。
「体型が限りなく近い2人」という
設定上での必然性しか感じられなかったのですが...。
でも、最初の妻役を超えることが出来る女優は
確かに本人以外にいないよなあ...。

それと、
洋服好き、または買い物依存症の人は必見ですね。
身につまされる思いです(笑)

新カテゴリ「映画」について追記
posted by 呉 ポカン at 01:41| Comment(0) | TrackBack(2) | ■ 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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