2006年12月11日

BEST ALBUM OF 2006 その2

いや、ウソウソ。まだまだありました。2006年ベスト!
何かねえ、メジャー系ばっかり印象に残っちゃうんです(笑)
以下 引き続き、昨日の分に引けを取らない、否、それ以上の個人的ベストです。


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◆ M.WARD / POST-WAR
アメリカ・インディーズ・シーンを代表するシンガー・ソングライター、M・ウォードのニュー・アルバム。激渋で朴訥としたフォーク・ソングが胸を打ちます。まだ曲を覚えるほど聴き込んではいませんが、最初に聴いたその瞬間、マジでグッと来ましたねえ。前作をリリース時に聴こう聴こうとしていましたが、そのままになっていた人です。


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◆ CROOKED FINGERS / DIGNITY & SHAME
ヤバいっす。コレ。全然知らなかったんですけど・・・。ランク付けするなら、コレがベスト3でしょうか? 知らなすぎて忘れてました(笑) 惜しむらくは、インディー・レーベル (地元山形のバンド、「SHIFT」 のレーベル) から出た国内盤で聴いたのですが、マスターがmp3のデータだったのかな? 音質が悪すぎ&レベルが低すぎ (←ヴォリュームね) なところが残念無念。 インディー・レーベルにおいては、それも仕方がないんですけどね。ああー、来日公演、観たかったなあ・・・。
アーティスト情報なんて知らなくても、聴けばわかるさ! フルで聴けます!

・OFFICIAL HP → http://www.crookedfingers.com/flash/index.htm
・国内レーベル → http://www.moorworks.com/

しかも、今の今まで 「クルックド・フィンガーズ」 だと思ってた・・・。 「クルーキッド・フィンガーズ」 だったのね・・・。 ああ、修正しなきゃ(私事)


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◆ THE ALBUM LEAF / INTO THE BLUE AGAIN
ウチのブログの常連さんなら説明不要(笑) 今作においてはアナログな質感が印象的で、さらにヴォーカル曲も数曲あり、また新しい一面が感じられました。この人のフェンダー・ローズは本当に感動的なサウンドですね〜。来年のライヴ行きます! たぶん。公私混同で!!(笑)


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◆ JOANNA NEWSOM / Ys
5曲で55分という大冒険作! ストリングス・アレンジはヴァン・ダイク・パークス、録音はスティーヴ・アルビニ、ミックスはジム・オルークって、あんた・・・。そしてもちろん、ジョアンナ・ニューサムなんだから悪い訳が無いじゃないですか! こんなに長い楽曲なのに、全然飽きません。むしろ、その美しさにどんどんどんどん惹き込まれていきます。フリー・フォーク・ブームの煽りもあり、アニマル・コレクティヴ、デヴェンドラ・バンハートと共に、何やら随分知名度がアップしましたね〜。


以上。 何だかフォーク系ばっかりですな! しかも国内盤は P-VINE ばっかりですな! 恐らくこのまま、「アレもコレも」 と思い出してはアップしていきそうな予感です(笑) しかも現在、GWEN STEFANI のニュー・アルバムが とんでもなくて素晴らしいので、ハマり気味。 ファーギーの流れもある作品だと思いますが、まあ逆に、ファーギーがグウェンっぽかったというのもありますし・・・。取り合えずリード・シングル 「WIND IT UP」 。久々に音楽を聴いて 「意味がわかんねえ!」 と思っています・・・(笑)
posted by 呉 ポカン at 23:12| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月10日

BEST ALBUM OF 2006

はい、来ました師走。師走と言えば、
はい、年間ベスト・アルバム選出の時期ですよ!

今年、僕の中では2枚が独走。それ以外は良くなかったというのじゃなくて、
その2枚があまりにも良過ぎた、という印象です。

という訳で、その2枚以外のアルバムは順不同で、ずっと覚えてたもの。
他にも絶対に、インディーもので腐るほどあるはずなんですが・・・
何か、インディーって、良くても思い出しづらいんだよな〜。
何でだろ?

(なお、エレカシとロン・セクスミスはチャートに入りません。
ミーハーなので客観的に聴けないのと、評価なんかしたらバチが当たりますw)


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◆ ROGER JOSEPH MANNING Jr. / SOLID STATE WARRIOR
キラキラ・ワールド全開! 最近はずっと裏方だったロジャー先生が、フロントマンとして復活! ライヴも素晴らしかったです。演奏はグダグダだったけど(笑) とにかくキラッキラなのキラッキラ。言葉は要りません。胸キュンなの!


ANDO YUKO
◆ 安藤裕子 / Merry Andrew
今年のドタマに出た一枚。僕も月桂冠のCMソング 「のうぜんかつら(リプライズ)」 にやられたクチですが、いや〜聴いたなコレは。しかも、他にそんな意見は聞きませんが、僕の場合は 「のうぜんかつら」 のオリジナル・ヴァージョンの方が好きです。その他、一切捨て曲なし。来年に出るニュー・アルバムが楽しみですが、最近の新曲はイマイチなので、ちょっと心配・・・。


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◆ GNARLS BARKLEY / ST.ELSEWHERE
Goodie Mob の Cee-Lo と、「Grey Album」 や、ゴリラズのプロデューサーとしてもお馴染み Danger Mouse によるユニット:ナールズ・バークレイのアルバム。兎に角、シングルの 「CRAZY」 はヤバかった。他にもアルバムは捨て曲なし。トラックは激ディープだし、シーローの変態っぷり全開のソウル・ヴォーカルがこれまた最高。単発ユニットとして終わらない事を祈ります。


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◆ LILY ALLEN / ALRIGHT, STILL
これも相当キた! リリー・アレンのデビュー・アルバム。父親がコメディアンっていうのは よく言われますが、母親が元SLITSってのの方が、遺伝的にはもう間違いないでしょう。曲は全曲キャッチー。ルックスも可愛いし。先月ライヴを観て来ましたが、ライヴでの歌唱力は かなりのもの。写真より実物の方が断然に可愛いし。ただのハイプじゃないのは確実なので、こちらもまた一発屋にならないよう、精進していただきたいです。


そして、今年のベスト2・・・


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◆ HOWIE BECK / HOWIE BECK
もう最高最高! カナダのシンガー・ソングライター、HOWIE BECKの3rd。
若干ウィスパー系のヴォーカルで唄われるセンチメンタルなメロディーは、どんなポップ・マニアにもアピールするはず。今年頭の方にリリースされましたが、今年一年、ずっと聴いていました。ぜひともライヴで聴いてみたいアーティストです。前2作はまだ聴けていませんが、なかなか売ってないんですよね〜。
オフィシャルでPV試聴できます。⇒ http://www.howiebeck.com/


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◆ MIDLAKE / The Trials Of Van Occupanther
以前もご紹介しました、ミッドレイクの2nd。聴いた聴いた、聴き倒しました。久々にハマった一枚です。先月、国内盤もリリースされたことだし、あとは来日を待つのみ。サマソニに来てくれ!でも、フジっぽいバンドだよなあ・・・(笑)


この2枚は年間ベストに確定決定。 他にも、思い出せば思い出すほど良いアルバムはありますが、こうやってすぐに出て来ないということは、ま、この2枚に比べて大したもんじゃないんだろうな(笑)

しかしそれにしても・・・、やたらポップなのばっかりだな〜(笑)
今年一年はそんなモードだったのでしょうか?
なんか、エレクトロニカとかポスト・ロックとか、
面倒臭いの飽きてきたしな(笑) どれ聴いても一緒だし。

ま、今 現時点でのベストです。こういうのって、
来年〜数年後には余裕で変わるものなので!
posted by 呉 ポカン at 21:10| Comment(2) | TrackBack(0) | ■ 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月04日

oasis ベスト盤発売

oasisがベスト盤リリース!
http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Arch/ES/Oasis/index.html

え?興味ない?
皆さん、オアシス飽きたって? は?元から好きじゃない?
なーにーをーっ!?
ゼッテー好きだったくせに!

ハイ、僕もシングル全部持ってたクチです。
収録曲一緒なのに、発売国/ジャケ違いとか。

で、当然の如く、この選曲に納得いかないわなあー。
そして、ファン全員がそれぞれで満足してないはず。
という訳で、今日は何の脈略もなく「オアシス自己ベスト」を選曲します。
皆さんもやってみてね!
ルールは、「記憶だけで選曲すること」!!

以下、わたくし呉ポカンの選曲
posted by 呉 ポカン at 01:08| Comment(2) | TrackBack(0) | ■ 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月29日

MIDLAKE/The Trials Of Van Occupanther

midlake
◆MIDLAKE/The Trials Of Van Occupanther

http://midlake.net/v3/main.html

ヤベー、コレ。
HMVの店頭で流れていて、店員さんに聞いて買ったのですが、
ヤベー、コレ!!
まず、ヒプノシスのデザインを復刻したような、嘘みたいにレトロなジャケ。(店員さんに教えてもらった時、旧譜のリイシューかと思っちゃいました)音ももちろん、70年代の英国フォーク・ロック/プログレ風で、加えてC,S,N&Yを思わせるコーラスが美しい幻想的な楽曲。そして、これまた信じられないくらい見事にアナログなサウンド。ファズ・ギターの音なんか、半端じゃなく渋い!

でも。アメリカのバンドだったのよね〜。

お店で聴いてる時はてっきりUK叙情系、フォークトロニカ系に聞こえたんですが、シッカリ聴いたら全然違いました。ホント、どうやって録ってるんだろう?この音・・・。メロディー・センスもレトロで素晴らしく、現代のバンドとは到底思えません。ストリングスやフルート使いも秀逸で、まるで深い森が目の前に広がっていくよう。

「マーキュリー・レヴやグランダディと比較される」なんてHMVには書いてありますが、違う違う。サイケ感は通じるけど、ルーツが違う。ここまで見事に再現されると、頭が下がります。

最近はアシッド・フォーク、ネオ・フォーク、また英国トラッドなどに注目が集まっていますが(ヴァシュティ・ヴァニヤンの新作のゲスト、凄かったしなー)、皆 何だかんだ現代的感覚があるので、ココまで再現しちゃったバンドってなかなかいないのでは?

単にレトロ趣味かもしれないけど、この完成度と懲り方だったら、
もう文句無いでしょう。100点!!!

試聴⇒my space

あ、myspaceで1stの曲聴いたら、確かにマーキュリー、リップス、グランダディに近いかも・・・。
posted by 呉 ポカン at 02:02| Comment(5) | TrackBack(2) | ■ 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月12日

THOM YORKE/the eraser

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◆ トム・ヨーク 『ジ・イレイザー』

久しく音楽ネタを書いていませんでしたが、コレは書かなきゃね。

レディオヘッド、トム・ヨークのソロ。良いです。非常に良いです。
が、それほどグッと来ない。
ダメなんです。『KID A』以降が。
悪いんじゃなくて、むしろ全作素晴らしいのですが、僕個人のアレなんです。

自分にとって、『THE BENDS』と『OK COMPUTER』の衝撃が凄すぎて、
(内容はもちろん、高校生当時のキモチがある訳です)
それと比較するとショックが小さすぎるのです。

要するに、『KID A』リリース時には、既に自分もエレクトロニカとか
ブレイク・ビーツ系を聴いていた訳で、
(ボーズ・オブ・カナダだのエイフェックスだのマトモスだの)
「ああ、やっぱりソレで来たか・・・」との印象が強かったんです。
いや、前衛性とポップ性を最高地点で融合させるその才能と、
最新のものをすぐに血肉化させて それを世界規模で売ってしまい、
誰よりも先端を行くところには本当に感嘆しましたが。

でも、今になってもレディオヘッドには、
そのガキの頃と同じ、未知なるものを過大に期待してしまうんです・・・。



このソロ作のサウンドは、簡単で大雑把に言えば「『KID A』その後」。
良い作品には違いないし、さすがトムは違う!と思いましたが、
やっぱり「想定の範囲内」でしかない・・・。

嗚呼、俺の感受性よ、今こそ蘇れ!!!!!


あと、「自分が一番のファン」っていう、
いわゆるファン心理もありますよね(笑)
いや、死ぬほど聴いてるんですから。『ベンズ』と『OKコンピューター』。
ベース・ラインとドラムが唄えるんですから(笑)

OKコンピューターの来日ツアー、
仙台のホールで観たのは 死ぬまで忘れられないです。
あんな小さなホール(と言ってもデカイけど)で観たんだよ!!
あん時は、俺だけの為にトムが唄ってたんだよ!!!!!
posted by 呉 ポカン at 01:10| Comment(0) | TrackBack(4) | ■ 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月28日

すかんち 『GOLD』

ブログ復活します。多分(笑)
なのに、読む人が少ない「すかんち企画」で!
何と前回から3ヵ月半振り!

gold
■SCANCH/GOLD

引っ越しまして、CDを一枚も荷解きしていないため、記憶で書きます。
間違いがありましたらスミマセン。

ドクター田中(key)が脱退し、どうなるかと思われた5枚目。
しかし今作の内容は、アイドル歌謡曲とド派手シンセが鳴り響く
ファーストを感じさせる楽しさに溢れたバカポップでありました!

ブライアン・バートン・ルイスのラジオMCで強烈に幕を開ける
一曲目のロックンロール・ナンバー「いかすぜ!ミッドナイトDJ」。
そして、郷ひろみ「男の子 女の子」のイントロをパクり、
男の子と女の子の心を唄った名曲「うそつき天国」へ。
森雪之丞作詞による「おまえは俺のもの」と
「恋は最後のフェアリー・テール」。
ローリーの歌謡曲への愛が、冒頭からブチかまされています。

続いて、Shima-changの楽曲の中で屈指の出来を誇る激ポップチューン、
本人曰く「ベイシティ・ローラーズ風」、
所謂スペクター・サウンド、ウォール・オブ・サウンドの「リメンバー」。
ゼッペリン・ナンバーの「MANGO JUICE」(←タイトルがもう(笑))。
ここまで、息をつかせぬもうダッシュでもって突っ走るポップ・ワールド。

コレ以降が、このアルバムの聴きどころ。
セカンドに収録の「SONG FOR A WEEK」を思わせる、
と言うよりクイーンの某曲を完全にパクッた「Song For Heaven」。
ローリー風プログレ叙事詩「時間の言葉」、
Xの「サイレント・ジェラシー」をパクッた「BLACK DREAM」(←黒夢(笑))、
Shima-changのまたもやオールディーな名曲ポップ「SUGAR SUGAR BABY」、
またもフィル・スペクター風の「恋はBang ! Bang ! Bang !」、
ドラム:ポンプ小畑のフロイド風ナンバー「眩しい光」は感動的で、
お茶目なエレポップ「惑星ギリニウム」で、頭ぶっ飛んだまま終了。


で、何が言いたいかといいますと・・・
このアルバムは、XTCを思わせる珍奇で奇想天外な何でもアリ爆裂ポップ!
田中氏の脱退により、吹っ切れた感と、逆に、原点回帰な面を持ち合わせた
稀代の名ポップ・アルバムに仕上がっているのです。


ただ、時代にミスマッチし過ぎていた・・・。

アメリカではオルタナティヴが隆盛し、
ネガティヴな音楽が支持を拡大。
イギリスではブリットポップが絶大な人気を誇っていたこの時代。
こんな能天気で楽しいアルバムが受け入れられることはありませんでした。
(洋邦違えど、基本的な「時代性」は変わらないのです)


そして、次がすかんちラスト・アルバム「ダブ ルダブル チョコレート」。
すかんちなりにオルタナティヴの洗礼を受けた
この無謀で最高な二枚組アルバムで、バンドは解散してしまうのです・・・。
posted by 呉 ポカン at 22:45| Comment(0) | TrackBack(1) | ■ 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月17日

Les Rythmes Digitales/Dark Dancer

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■Les Rythmes Digitales/Dark Dancer

ダンス/テクノ/ハウス/エレクトロニック系は薄い知識しか無いし、
自己内情報量も決して多くないのであまり言及は出来ませんが、
今の21世紀に、まさかこの作品がジャストになる時代が来るとは・・・!

レ・リズム・ディジタルのアルバム『ダークダンサー』
1999年、プロディジーやケミカル、アンダーワールド、ドラムン・ベースが全盛で、
田舎のロック小僧が「世界にはこんな音楽があったのか!」と衝撃を受けたあの時代。
そのブームも落ち着きを見せ始めた時にリリースされたのが今作。
WALL OF SOUNDからリリースされて、
発売当時、その奇抜なジャケットと本人の姿を見て購入しましたが、
スタート・ボタンを押した瞬間、体中に電撃が走りました。

「ダサい!エアロビみたい!」

という訳で、どツボにハマりました。

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posted by 呉 ポカン at 00:16| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月13日

すかんち 『OPERA』

誰も読まなくたって、興味を持たなくたって書くのです。
すかんち全作レビュー、第四段。

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4thアルバム『OPERA』(1993)

コレが、初のすかんちリアルタイム体験アルバム。
アルバムの完成度は、前作に並んでトップクラスです。

『薔薇薔薇』のハード路線は引き続き。サウンドは、さらにアナログの質感を強めた70'sハードロック風。クイーンよりもツェッペリン/T-REXの影響が強く感じられます(まあ、この三組の影響はデビュー時から最後までずっとですが・・・。)

1曲目「Grave Digger」は、ハードなギターリフがカッコイイ、もろツェッペリン風ナンバー。「プッシュ!プッシュ!」というR・プラント風の叫びも取り入れられています。

2曲目「仏壇返しにはかなわない」では、すかんち初のゴスペル的な影響が見られます。ローリーは以後、さらにゴスペルへの傾倒を見せていきます。

3曲目「恋するマリールー」。イントロ・リフはクイーンの引用、出だしの「♪マーマレード色の」のフレーズは、はっぴいえんどの「田舎道」からの引用。天才。確か「マリールー」というのも引用元を発見した気がしますが、残念ながら失念。

5曲目「LOVE LOVE HOLIDAY〜ふたりはアイドル〜」は、SHIMA-CAHNGの代表曲とも言える名曲。この時期から、SHIMA-CAHNGのソングライティングに磨きがかかってきます。特にメロディーラインのキャッチーさに。

6曲目「Thank You」、ドラム:小畑ポンプによる作品なのですが、ポンプの作詞/作曲センスの意外さに驚きます。アメリカンポップス風のメロディーもアレンジも可愛らしい珠玉のラヴソングです。

飛んで8曲目「仮面の接吻(くちづけ)」。壮大でミステリアスな、すかんちオペラの大作。曲の展開と巧みなアレンジ、演奏がゾクゾクとさせられます。タンゴ調からハードなワルツへ。ジャーマン・メタル的な派手さとヘヴィさが最高。ローリーのギターソロも聴き所です。

続く9曲目「Mr.タンブリンマン」は、すかんちの代表曲のひとつ。タイトルはもちろん、ディラン、ザ・バーズの名曲から。さらにイントロの激しいカッティングは、ザ・フーのナンバー(またもタイトル失念)をモロ引用。完全に70'sガレージなサウンドは、ローリーという男の音楽的な奥深さが強く感じられます。

10曲目、ドクター田中の「涙の選択科目」は、先の「Thank You」に似た、アメリカの古いポップス風の可愛らしい曲。ローリーの細やかなギターワークは、今聴いても信じられない巧みさ。

11曲目「ママの自慢のロックンロールスター」は、もろT-REXのブギー。

そして12曲目、すかんち後もローリーの中で特別な意味を持つ「さよならの贈り物」。曲の美しさは勿論ですが、重要なのは歌詞のコンセプト。不治の病に冒された息子を未来の医者に治してもらう為カプセルに入れるお話。
「無償の愛」を考えさせられる内容。

そしてラスト、俺様ロック「ROLLY HORROR SHOW」でおしまい。

はあ、疲れた。

アルバム全体のバリエーションの広さ、それがとっ散らかってないトータル的な世界観、歌詞の深み、メロディーの素晴らしさ、メンバー全員の作品がバランス良く配置され、どれも素晴らしい曲が粒揃いと、とにかく本当に良く出来たアルバムです。
純情恋愛ソングも、多少復活しています。ただ全体的にローリーのカッ飛んだ妄想世界がヤバく、一切現実社会に見向きもしないこの頃のローリーが全開です。

ってな訳で、今回は全曲解説の体(てい)でした。
posted by 呉 ポカン at 23:07| Comment(3) | TrackBack(2) | ■ 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

すかんち 『恋の薔薇薔薇殺人事件』

眠気をおして投稿。
すかんち企画、早く完結させねば自分も落ち着かない、閲覧者も退屈。

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3rdアルバム『恋の薔薇薔薇殺人事件』(1992)

本当に重要な人気曲は「恋のマジックポーション」のみな気がしますが、アルバム単位として見た場合は、コレか次作『OPERA』が最高傑作と言えるのではないでしょうか?

で一曲目、すかんち最大のヒット曲、「恋のマジックポーション」。この曲はダウンタウン「ごっつええ感じ」で最初のテーマソングとして使用され、私もこれで すかんちに出会いました(しかし私の初入手は『OPERA』)。
タイトル、そして歌詞内の「マジックポーション9」とは、大滝詠一(松本隆作詞)の楽曲の歌詞から取られたもの(タイトル失念。調べる気なし)。ギターの6弦を半音づつ駆け上っていくイントロ・リフが最高!

続く「恋のローラースケート」以降も、このアルバムは兎に角ハードロック一色!ギターの歪みも過去最高で、ヘッドバンキングしたくなるほどメタルチックです。
アルバム全体の印象も本当にヘヴィで暗く、
歌詞も純情ラヴ・ソングは一切見当たりません。
前回のレビューで「ひとつの完成を見た」というのは、そんなとこからです。

それは何故か?
実はこれがリリースされたのは、クイーンのフレディが亡くなった直後。クレジットに「Dedicated To FREDDIE MERCURY」とあるように、ローリーが最も敬愛するフレディが死んだことが深く影響しているのではないかと思われます。それがこのヘヴィさに繋がっていると・・・(事実は知らない)。

実際、「ボヘミアン・ラプソディU」というナンバーが収録されているのですが、「ツェッペリン meets クイーン」の、重厚かつドラマチックな展開が感動的です。

個人的に好きな曲「フローラ」。サーカスを舞台にした歌詞が恐ろしくロマンチックなワルツですが、サビのメロディーは、トム・ジョーンズの「デライラ」をそのまま引用。大滝詠一の引用然り、この作品から、ローリーの天才的な「モロパクり」が目立つようになります。
「栄光のロックンロール★キング」という曲は、ゲイリー・グリッターの「ROCK AND ROLL (PART2)」とチープ・トリック「ERO KIDDIES」という極めて似たロック史上に輝く名曲2曲があるのですが、それを足して割ったのではないか?という見事な引用をカマす、ローリーの俺様ロック・チューンですし。

さらにSHIMA-CHANG作の「ラヴラヴ黒ハートギャンブラー」「悪魔にWelcome」もメタリックで重い。ドクター田中の、昔の映画女優に恋をする「涙のサイレント・ムービー」も、美麗なマイナー調のメロディーがやたらとヘヴィ。「欧羅巴奇譚T」、「 欧羅巴奇譚U」も、ゴシック調で猟奇的な歌詞とサウンドが怖い。

全体的に非常に大作指向で、ドラマチック。アルバムを通してのトータルな世界観というのはこの作品が一番強烈であり、それゆえに作品としての評価は高く、アルバム単位の最高傑作と言うのはその点からです。もしこの作品が「マジックポーション」のヒットを受けて全曲ポップ路線だったら、トップ10ヒットも夢ではなかったか・・・?

しかし、楽曲単位のレベルも、前作より格段のレベルアップを見せています。この一枚で、すかんちのメンバー全員がソングライターとして、アーティストとしてネクスト・ステージへ進んだのは間違いありません。名作中の名作。

ファーストから徐々に徐々に、ドクター田中のキーボードが後退し、ギター色が強くなっていくのも特徴です。それが後の脱退に繋がったのかなあ?
このアルバムでは、シンセ・サウンドはほとんど聴かれず、オルガンの音ばかりが目立っているのですが、それがゴシックでメタルなイメージに繋がっている気もします。いずれにしても、田中氏のキーボードは、サウンドの重要な要だったと言えるのではないでしょうか?


で、いずれちゃんと記事にしたい追記:
今、全世界で人気のバンドTHE DARKNESS。80'sのハードロック・サウンドを復権させ、クイーンへの愛情もたっぷりなおバカ・ハードロック・サウンドが、メタル雑誌BURRN!からロッキンオンまで含めて支持を集めていますが、これ、モロ すかんちだよ!
アルバムを通して聴いてみたら、あまりにもすかんちで、ビックリしました。日本には15年前から同じことしてるバンド、いたじゃないか!
という訳で、ダークネス、結構良いです(笑)
posted by 呉 ポカン at 01:06| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月11日

すかんち 『恋のロマンティック大爆撃』

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2ndアルバム『恋のロマンティック大爆撃』(1991)

という訳で、閲覧者のニーズ無視、
自分の思い入れのみで語る すかんち全作レビュー第2弾。
今回は、すかんちの代表曲、人気曲が満載の名盤セカンド、
『恋のロマンティック大爆撃』です。

1曲目は、パワーポップとも言える、シンプルなロックンロール・ナンバー「恋はB・O・M・B・E・R」で熱狂の幕開け。そして続くのが、「恋のマジックポーション」に並んですかんちを代表する最人気曲「恋の1,000,000$マン」!最強のプレイボーイに捨てられた乙女のヤキモキした想いが、最高のメロディーに乗せて駆け抜けます。そして3曲目。偶然写真に写っていた女の子に恋をした少年の、妄想純情ラヴソング「恋のロマンティック・ブギ」。泣けます。以上3曲は、ベスト盤にも収録の大人気曲。

そして、ゴキゲンなギター・リフ満載のハードR&R「109で待っててよ」。渋谷109の前で待ち合わせをした男子。しかし相手の女は待てども待てども一向に現れないのだ!
♪「わからないでしょう もてもての あんたには わからないでしょう」
♪「忘れられないわ あの日の事が忘れられないわ」
この絶叫R&Rナンバーで、こっそり泣きます。

さらに、初期すかんちオペラの金字塔「好き好きダーリン」
宇宙に憧れる少女が宇宙の奴隷商人に性奴隷として連れ去られる、なんともはや、またも今なら放送禁止、発売禁止間違いなしの妄想スペーシーおバカ巨編。全員が交代でヴォーカルを取るのも魅力。

余命一週間の少年の最後の一週間を唄ったバラード「SONG FOR A WEEK」も、非常に素晴らしいナンバー。ラストで唄われる「目覚めるたびに爽やかな朝が迎えられたら どんなに素敵なのでしょう」というフレーズには、当時、子供ながらに考えさせられました。後に書籍化もされる『OPERA』収録の名曲「 さよならの贈りもの」の布石となっているのではないでしょうか・・・?

他にもビートルズ「ヘルター・スケルター」のリフを引用した痛快R&R「怪傑!笑い仮面」、ベースSHIMA-CHANG作のLAメタル風ハードロック・ナンバー「謎なぞ・LOVE LOVE」、テクも抜群な彼が実は小学生という ふざけた内容の「疑惑のHappy Birthday」、などなど、壮大なミラクル・ポップ/ロック・ワールドが繰り広げられてるアルバムです。


全体的に、ファーストのド派手な音に比べ、よりシンプルなバンド・サウンドへ立ち返った印象。ですが歌メロもさらにキレの良さ、ポップさが増し、華やかさと楽しさ溢れる、初期の代表作といえる充実の内容になっています。

とにかく頭の3曲は、ひとり酒を呑みながら熱唱しては号泣する胸キュン切な系中学生ソングとして、いまだにリピート、さらにギターを持つと思わず弾いてしまう曲です。
ローリーのギターテクは確かに技術も高いのですが、情感豊かなヴィブラート、産み出すメロディーの美しさ、巧みさなど、本当に日本屈指のギタリストだと思います。コピーしても、とても敵いません。ギター全開のこのアルバムでは、それが目いっぱい堪能できます。

ちなみに前回書きませんでしたが、ファーストから5枚目までずっと、
プロデューサーは白井良明氏。
ムーンライダースの活躍でお馴染み、日本を代表する変態ギタリストですから、すかんちの魅力を引き出すのには最高の人選です。
posted by 呉 ポカン at 20:49| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

すかんち 『恋のウルトラ大作戦』

「すかんち」が再結成!
http://www.rollynet.com/(ローリー・オフィシャルHP)

ネタ的に裏ブログへ書き込もうかと思いましたが、熱狂的なすかんちファン、そして恐らくリアルタイム最終世代として、恥を忍んで書き込むことにしました。
しかも再結成を記念し、誰も読まないことを覚悟で全アルバム・レビュー掲載!
(果たして多忙な現在、最後までたどり着けるか・・・!?)

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1stアルバム『恋のウルトラ大作戦』(1990)

記念すべき、すかんちデビュー・アルバム。
アコースティック小曲「HONEY」に始まり、いきなり熱狂のすかんち流号泣ハード・ポップにして、爆裂片思いナンバー「君は窓辺のパントマイム」、名曲「恋のT.K.O.」の2曲へ突入。暴走ラヴの果てに、恋のアタックをかけようとした「T.K.O.」の終盤で相手の女の子に彼氏がいることが判明。ここで早速号泣となります。

その後も、後期までライヴ定番のツェッペリン風ナンバー(で、コンドームの歌)「ウルトラロケットマン」、今の世なら間違いなく発売/放送禁止、少女をさらって監禁する妄想ナンバー「OK ! Baby Joe」、key.ドクター田中による「涙」シリーズ、そして学園モノ第一弾「涙の転校生」、最後まで引き継がれる すかんち風ロックオペラ「恋のショック療法」など、捨て曲なしの究極ポップ・ロック・アルバムです。

すかんちの素晴らしさは、類稀(たぐいまれ)なローリー寺西(現ROLLY)を始め、全員のソングライティングの能力、過去のロック・ナンバーからの天才的な引用、パクリ、パロディーというのがありますが、荒削りながら この時点ですでにその雛形は完成をみています。

この作品は、あらゆるロック・ギターの魅力を全部詰め込んだローリーのギターと、後に脱退することになるキーボード、ドクター田中の80'sポップ/ニューウェーヴ全開でド派手なキラキラ・シンセ・サウンドが最高の絡みとアレンジメントを聞かせてくれ、
決して報われない恋や下らない性癖をコメディアスに唄う胸キュン・ナンバーを最高に彩っています。

リリースが90年ということもあり、LAメタル的なギターやシンセなど、80年代的なサウンド意匠や歌謡曲メロディーが満載ですが、ローリーの作り出すメロディーの背景にはクイーンやツェッペリンに加え日本の歌謡曲/アイドルは非常に重要な要素を持っており、最後までそれを失うことはありませんでした。この人のメロディー・センスは、大瀧詠一(後のユニットでトリビュート曲も作っています)にも引けを取らない才能を持っていると思います。

とにかく、おセンチで情けない片思い/失恋/妄想/純情ラヴ・ソング、過去曲へのオマージュといった、すかんちが最後まで持ち続けるスタイルは確立されています。

そして次回、すかんちの定番人気ナンバーで埋め尽くされた、
名盤にして代表作のセカンド・アルバム『恋のロマンティック大爆撃』で、
ひとつの完成を見るのです。いや、見たと思います。


・・・実は自分、リアルタイムは、
「ごっつええ感じ」のテーマ曲「恋のマジックポーション」以降、
そして4枚目のアルバム『OPERA』からなうえ、
当時のすかんちに関する文献や資料を一切見たことが無く、
この時代、世間や音楽ファンからどういう評価を受けていたか、
マジで全然知らないんです。
私個人の極私的な思い込みのみで、今後も勝手に書いていきます。

自分の思い入れの整理です。エレカシ記事と同様、無視してやって下さい(笑)
posted by 呉 ポカン at 01:50| Comment(2) | TrackBack(1) | ■ 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月04日

12/4 聴いたり聴いてなかったり

IN SPACE.jpg
■BIG STAR/in space

数々のバンドに影響を与えてリスペクトを受けているらしい
伝説のバンドBIG STARの、何と30年ぶりとなる新譜!
・・・らしいのですが、何も知りません。
しかし、これも何とポウジーズのメンバー2人(ケン・ストリングフェロウも!)を迎えて制作されたこのアルバムですが、スゲー良いです。
ヘタレで下っ手くそな演奏と意外に考えられたアレンジ、キラキラなヴォーカルのメロディーとコーラス、ヘナヘナな歌声が、インディー・ギタポファンなら間違いなくヒットです。


PAINTINGS.jpg
■.tape.(ドット・テープ・ドット)/paintings

センチメンタルでメルヘンなエレクトロニカ・サウンドが大変に心地良いですが、
基本、60年代オールディーズ/フィル・スペクター好きな私には眠い。
この作品はエレクトロニカではメロディアスな方ですが、もっとギターのアルペジオとハッキリしたメロディーが強調されていたなら非常に好みなのですが・・・。
と言っても、嫌いな訳ではありません。まあ、今の気分かどうかってな感じです。
自分、とにかく今は「メロディーメロディー!」といった気分です。


MAP OF WHAT IS EFFORTLESS.jpg
■TELEFON TEL AVIV/map of what is effortless

で、何となく聴きなおしたテレフォン・テル・アヴィヴ。良いですね。エレクトロニカ/ハウス/ロックが程よくブレンドされた、ポップスとしてもヘッド・ミュージックとしてもフロア用でもイケる万能選手です。


■CERTAINLY, SIR/TAN !
レーベル→http://www.rallye-kanazawa.com/label/label.html
ショップ→http://www.rallye-kanazawa.com/shop/shop.html

で、コレ。デスキャブ/ポスタル・サーヴィスのメンバーもゲスト参加したエレポップ・ユニット(?)の新作。あ、帯に「エレクトロニカ・ポップ」とあります。メロは立ってるし、ポスト・ロック/インディー的な佇まい、ハースペにも通じるようなセンス溢れるメルヘン電子音も気持ち良いです。
詳しくはオフィシャル・ページをどうぞ。試聴アリ。
posted by 呉 ポカン at 22:27| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月20日

久方。今日の聴いたり聴かなかったり。

更新すると言ったのに、更新できませんトホホ。
他にもいっぱい聴いているのですが、ただタイミングだけの問題で選ばれたのが、
下記の滅茶苦茶メジャーな2枚です。が、双方とも最高すぎます!!

madonna.jpg
■MADONNA/CONFESSIONS ON A DANCEFLOOR

マドンナの新作。コレがもう タマりません。最高ッス姉貴!
前作までのビョーク風な作風は全くなく、全曲四つ打ちのダンス・ミュージック。
しかも何とビックリ、アルバム最初から最後まで、ミックス・テープ風のノンストップ!
メロディーはJ-POPの様に凄くキャッチーで、すぐ口ずさめるような曲が並んでいます。
そして何と言っても・・・!
インナー・スリーヴとPVがエロくて綺麗過ぎます。40代には全く思えません。
これほどなら、整形しようが何しようが、一向に構いません。
このまま最前で突っ走ってくださいマドンナ姉貴。ついて行きます。


green day live.jpg
■GREEN DAY/BULLET IN A BIBLE

昨年最大の後悔、それは、グリーン・デイの来日公演に行かなかったことです。
マジですコレ。まさか自分でも、この歳になってまたグリーン・デイにハマるとは
夢にも思いませんでした。
そして実は、昨年の自己内ベスト・アルバムは『AMERICAN IDIOT』。
恥ずかしながら、これは譲れません。
そしてこのライヴ盤。いやあ、やっぱり素晴らしすぎます。
『DOOKIE』の曲より、『アメリカン・イディオット』の曲の方が断然良い。
この演奏がたった3人(曲によってはサポート有り)で行われているという事も信じられないし、メンバー全員の演奏テクが、実はものすごく高い!言う人は少ないけど。
今のグリーン・デイ、そしてアルバム『アメリカン・イディオット』を良いと思わないロック好きは、正直かわいそうです。というか、ロック好きとして何かが欠落してるんじゃ・・・?
posted by 呉 ポカン at 23:06| Comment(0) | TrackBack(1) | ■ 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月25日

最近の聴いたり聴かなかったり

リストアップのみ。

■NEIL YOUNG/PRAIRIE WIND
1曲目「the painter」が最高。「tell me why」を初めて聴いた時と同じ感動が。


■MONTAG/goodbye fear
良いけど、書くほどの感想もなし。好きだけど。


■ARAB STRAP/THE LAST ROMANCE
「キャッチャーに盗塁させたら、意外に足が速かった」的な、意外な名作。
今までのイメージと全く違うながら、最高!!!


■FIONA APPLE/EXTRAORDINARY MACHINE
文句なし。最高です。


■BOB DYLAN/欲望
余計なことは書きません。名作。


■ANIMAL COLLECTIVE/FEELS
最近ヴァシュティをフィーチャリングしたことでも(一部で)お馴染みのバンド。
良いし好きなのですが、しっちゃかめっちゃかしたのは、今の気分じゃない・・・。


■DIRTY THREE/Cinder
これも、元々好きなバンドなのに、眠い・・・。



いずれにしても、音楽をじっくり聴く時間と体力が欲しいです。
かれこれ1年、部屋でゆっくりと聴く気分になっていません・・・。


という訳で、
SEXSMITH & KERRの『DESTINATION UNKNOWN』が、
今は一番シックリ来ます。
posted by 呉 ポカン at 23:04| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月01日

最近の聴いたり聴かなかったり(リスト・アップ)

・RYAN ADAMS 『JACKSONVILLE CITY NIGHTS』他、前作各種
フジロックで、キれて途中退場という問題のライブをみせたライアン。
今までの聴かず嫌いも甚だしい。「現代のボブ・ディラン」という評価は、
この人かブライト・アイズにこそ相応しい。

・BOB SCHNEIDER 『I'M GOOD NOW』
シンプルなアメリカン・ロックながら、程よいルーツ感と適度なユルさが心地良い。

・RAUL MIDON 『STATE OF MIND』
盲目のシンガー&ギタリスト衝撃のデビュー作。
抜群のギター&ヴォーカル・テクで、ロック、ファンク、ソウル、ボッサ、ジャズ・・・
あらゆる要素を詰め込んだ素晴らしい傑作。これは良い!

・JIVA 『SUN & MOON』
オーガニックなサウンドを聴かせるR&B、ファンク・バンド。
ボッサ的ナンバーもあって、オサレな雰囲気。悪くない。

・ANNIE 『ANNIEMAL』
北欧ノルウェーのエレポップ歌姫&DJ。ロイクソップとかリチャードXがプロデュース。
国内盤リリースに、若干、気持ちだけ私が関わってます。
ロイクによる「HEARTBEAT」に撃沈。

・BANG GANG 『SOMETHING WRONG』
アイスランド出身のアーティスト。アイスランドの音です。
「Stop In The Name Of Love」のカヴァーが秀逸でした。
アイスランドにハズレなし。「カラシ」以外で。

・GARDEN 『ROUND AND ROUND』
よく知らないけど、ギターポップと英国トラッドの良いとこを詰め込んだ良盤。
どっかのバンドの人のソロ作だって。

・IDAHO 『THE LONE GUNMAN』
スロウ・コアの重鎮が国内盤初リリース。意外にポップなメロディーが聴き易い。

・MAKE BELIEVE 『SHOCK OF BEING』
ジョーン・オブ・アークのティム・キンセラ(OWENの兄貴)によるバンド。
変拍子バキバキのハードコア・サウンドは血が煮えたぎる。カッチョイイ!!

・MARITIME 『WE, THE VEHICLES』
くるりともツアーやったりし、解散してしまった人気エモ・バンド、
「プロミス・リング」の元メンバーによる「マリタイム」の新作。
正直エモってあまり好きではなくプロミス・リングは未聴ですが、
ぜひ聴いてみたくなるほど素晴らしいギタポの名盤。
アルバムのドタマで「大丈夫!ぜ〜んぶ うまくいくよ!」という
日本語のサンプリングが使用されているのですが、
その後の1曲目のイントロがあまりにも幸福感に溢れており、泣きそうになります。
posted by 呉 ポカン at 00:45| Comment(2) | TrackBack(3) | ■ 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月14日

今日も聴いたり聴いてなかったり

nadasurf.jpg
■NADA SURF/the weight is a gift
ナダ・サーフ!!!!! もう、活動していたのすら知りませんでしたが、いつの間にやら4枚目らしく・・・。9年前のファースト『high/low』は、高校生の時に愛聴していました。リック・オケイセックのプロデュースということから「ポスト・ウィーザー」的な触れ込みでしたが、実際にはグランジの影響が色濃いモロUSオルタナティヴで、ウィーザーとは全くの別物(こういうのが多かった)。ラップというかグダグダしゃべってるAメロが印象的な「popular」は名曲でした。
で、今作。ファーストしか知らない私には驚くぐらいメロディアスなパワーポップで、素晴らしいナンバーが目白押し。特にリードトラックの3曲目「always love」は最強美メロで、オールドスタイルなパワーポップながら、必聴の一曲。
あまりに良いので会社で他の盤を探してみたところ、何故かセカンドを発見。もうこの頃からファーストとは違い、メロ重視の音楽性になっていたのか・・・。追ってこなかった事を後悔。


m83.jpg
■M83/before the dawn heals us
ようやく国内盤化されたM83のサード。実はまだ未購入だったので、今回の国内盤リリースでやっと聴きました。相変わらず「キラキラグニョーン」とウネるシンセ、「ぐうぉぉぉぉーん」となる轟音ギターの組み合わせは最高。メロディーや曲の構成も、マーキュリー・レヴを髣髴とさせる至高のサイケデリアとカタルシスを感じさせます。
が、セカンドに比べ全体的に、急速にポップになりすぎでは・・・?ヴォーカル曲がほとんどだし。前作が名作過ぎたため、まだこのポップ路線の展開に付いて行き切れません。兎に角、エンハンストで付いてくるPVはダサ過ぎ。宇宙的なサイケ感を持つこのバンドが、なぜあんな「女学生のひと夏の悩み」的なショボい映像を合わせなきゃいけないのか(笑)

それにしてもレコード会社の人、「これどういうバンドなんですか?」って俺に聴いてきたんですけど・・・。とほほ。シガー・ロスくらいチカラ入れて売って下さいよ・・・。せめて自社製品くらい聴いてください(笑)


montag.jpg
■MONTAG/alone, not alone
で、レーベルつながりでコレを聴いてみる。悪くないけど、理解するには時間がかかるかな。と言うか、電車の中で聴いて即寝たのですが・・・。とりあえず10月リリースの新譜に期待。
posted by 呉 ポカン at 23:28| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月10日

NOW LISTENING

SEXSMITH&KERR.jpg
■SEXSMITH & KERR/destination unknown

私の「神様」なので、何だかんだ言ってはいけないのですが(笑)
ま、それを差し引いても相変わらず素晴らしいメロディーセンスを持っているロン・セクスミス。彼の古い友人でレコーディング/ツアー・メンバーのドン・カーとユニットを結成しての一枚。音は、ロンのファーストをさらにアコースティックで枯れた音にしたようなプロダクション。レコーディング作業の全般を担当したドン・カーの手腕が遺憾なく発揮されているようです。実際に全ての曲調も、ロンのソロ作より地味目。今までよりもさらに力を抜き、気楽に楽しめる作品です。最高!輸入盤はもう店頭にあるようです。私は根っからの輸入盤派ですが、ロンの作品は歌詞をじっくりと堪能したいので、10月の国内盤発売を待って入手します。


SIGURROStakk.jpg
■SIGUR ROS/Takk...

良いに決まってます。ただ音に身を任せるのみ。曲が若干コンパクトになったので、非常にコマーシャルな雰囲気も感じます。今までの作品は、宇宙〜未知の世界にぶっ飛んでいたような印象でしたが、今作は「遥かなる地球の大自然と鼓動」、「生命の神秘」を感じさせます。ビョーク以下、アイスランド人の特権か?なお自分の中で、『ゲイと盲目/視覚障害者は天才』という定説があるのですが、ここのヴォーカル&ギターのヨンシーはホモでロンパリ。その時点で金を払う価値ありのド天才決定。
(追記:視覚障害のアーティスト → デヴィッド・ボウイ、トム・ヨーク、多分ハー・スペース・ホリデイ、その他。黒人2人は言わずもがななので割愛。)


DEATHCAB.jpg
■DEATH CAB FOR CUTIE/plans

コレ系のバンドは、ここを読んでくれている方々の方が詳しいと思いますので、余計な解説はナシ。なんだか、さらにポップでシンプルになった気がしますが、勘違いですか?それはそれで良いと思います。兎に角、良いアルバム!実はまだ、全曲聴き切れていません。帰宅中に聴いてると、どうしても途中で眠気が・・・。土日に聴きます。
posted by 呉 ポカン at 19:27| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月05日

HER SPACE HOLIDAY/the past presents the future

HERSPACEHOLIDAY.jpg
■HER SPACE HOLIDAY/the past presents the future

サマソニで一緒に写真を撮ってもらったハー・スペース・ホリデイのニューアルバム。

メルヘンでドリーミーなエレクトロ・サウンドは、さらに魅力的になりました。
この人の電子音は丸っこくて、何だかゴムボールがコロコロと転がったり飛び跳ねたりするような、そんな可愛らしいイメージが湧いてきます。レイ・ハラカミやコーネリアスに近いものがあるのかもしれません。皆さん女性に人気がありますが、何となくそれも分かります。
またストリングス・サウンドも美しく、カラフルに楽曲を彩ります。

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posted by 呉 ポカン at 23:23| Comment(3) | TrackBack(2) | ■ 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月25日

小島麻由美 『Songs For Gentlemen』

Songs For Gentlemen.jpg

という訳で、気分はもっぱら小島麻由美です。

私が小島麻由美を知ったのは、高校生の時。
地元は田舎のため、逆にケーブルテレビがかなり普及しておりまして、
当時見ていたスペースシャワーで
PVが一時パワープレイされていた事がキッカケでした。

オンエアされていたのは
「♪ ルールララー、わーたしのー、ここーろはー、みーずいろ〜」
と、幽霊のような女がぽつんと突っ立って、
古臭くて気持ちの悪いシャンソン風の歌を唄っている名曲「はつ恋」のPVで、
異様に耳につく その懐かしいメロディーが、
周辺の同級生の間でも話題を呼んでいました。

が、「良い」と判断する人は当時誰もいなく・・・。

パンク/オルタナ・キッズだった私も例外ではなく気に入っていたのですが、
得体の知れなさに購入は踏みとどまっていました。

で、(確か)大学進学時にリリースされた
『さよならセシル』によって自己内で火が点き、
現在に至ります。


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posted by 呉 ポカン at 00:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月19日

SUFJAN STEVENS

michigan  illinoise
■SUFJAN STEVENS/michigan (left) illinoise (right)

アメリカのシンガー・ソングライター、スフィアン・スティーヴンスのアルバム2枚が同時リリース。正直、全く知りませんでしたが、これはもう本当に素晴らしい!!

「アメリカ50州シリーズ」と銘打たれたアルバムで、第一弾が「ミシガン」、続いて「イリノイ」。HMVのレビューには「エリオット・スミスとバッドリー・ドローン・ボーイに次ぐ逸材」なんて書かれています。フォーク・ミュージックを基本にした曲調ながら、ほとんど自身で演奏されているというアレンジが不可思議で、めくるめくポップ・ワールドが広がっています。

ヴィブラフォンやホーンをはじめとした様々な楽器が多重的に美しく鳴り、音響的。さらにウィスパー気味で唄われるメロディーが美麗で幻想的だったりと、サイケデリックな要素も満載。

なお、この「アメリカ50州シリーズ」はアメリカそれぞれの州をテーマにした楽曲で統一されたコンセプト・アルバム。本気か冗談か分からない ふざけたところも面白いです。

オフィシャル・サイト
国内メーカー オフィシャル・サイト
HMV


何だか音楽性はだいぶ違うけど、まだシッカリと聴いていない
ANTONY & THE JOHNSONSを聴き直してみたくなりました。
antony.jpg
国内メーカーサイト
ANTONY & THE JOHNSONS オフィシャル


国内盤は、P-VINE& recordsside-out recordsあたりがレーベル買い、もとい、メーカー買いできるので安心です。
posted by 呉 ポカン at 23:04| Comment(0) | TrackBack(1) | ■ 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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